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2021年12月24日(金)

建て替え -条件緩和-


鉄筋コンクリートのマンションの寿命は平均68年という計算結果がありますが、
マンションを建て替えるかどうかは区分所有者(マンションオーナー)の決議で決めます。
例えば、住んでいる人たちが高齢化してくるとバリアフリー住宅にしたい。
新耐震基準を満たしてない場合には地震に強いマンションにしたいなど
30年~40年で建て替えされるケースもあります。
現在の法律(区分所有法)では、所有者の5分の4の賛同が必要です。
が不明な所有者がいると必要な条件を満たしにくくなります。

国土交通省の推計では、2020年末時点で築40年を超えるマンションは103万戸あります。
日本の人口は減少傾向にありますが、都内への人口流入は今後も続くと
予想されており、新築マンションの少ない都心部では、マンションの建て替え需要は大きいと見られています。
研究会では4分の3以下の賛同でマンションの建て替えができるように引き下げる方向です。
 今後、建て替えが発生しそうな中古マンションを見つけて投資するのも一つの方法です。
場所によっては、10階建ての中古マンションが30階建てのタワーマンションに
生まれ変わるという可能性もあります。
建て替えが何年後になるかは予想が難しいですが。

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