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2021年07月16日(金)

CPI -消費者物価指数-


CPI(Consumer Price Index)
 6月のアメリカの消費者物価指数は、前年同月比5.4%の上昇
2008年8月以来 13年ぶりの高水準となりました。
要因は
①原油価格の上昇
②家賃の上昇
③飲食業などの賃金の上昇
④中古車価格の上昇
⑤ホテル宿泊料金の上昇
⑥レンタカーの上昇
⑦航空運賃の上昇 など

経済活動再開の広がりに関連した分野の価格持ち直しが大きく反映されています。

※米労働省より

問題はこの物価上昇が一過性のものなのか、継続するのか。
日本の物価にも影響するのか。という点です。
この傾向はアメリカだけでなく世界的なトレンドなので
日本だけが例外で物価が上がらないということは可能性が低いと考えています。

仮にアメリカや諸外国だけがインフレで、日本は物価が横這いだと
将来どういう現象が今後起きるでしょうか。

購買力平価説から考えると、何年も諸外国と物価上昇の差がつくと
大幅に円高になる可能性があります。

もしそうなると、外貨建ての投資信託や米ドル建ての保険商品などは損失が出ることになります。

今後の資産運用は、円建てでインフレに強いものがお勧めです。
※購買力平価説に関しては、コラム74※クリックしてください。を参考にしてください。

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